奥秩父・奥多野ドライブ [drive/touring]
気持ちよく晴れた、5月の週末。
グランド・ツーリングのリハビリも兼ねて(←?)、軽~く走りに行きました。
今日は群馬県西部/奥多野エリアを走り、温泉に浸かってうどんを喰って帰ってくるつもりです。
が、今回はいつものルートを少しアレンジし、奥秩父を経由して行ってみることにしました。
関越自動車道/花園ICを降り、K82を経てR140を西へ。
空は雲一つない晴天、朝日に輝く緑が鮮やかな山の間を他のクルマとともに走っていきます。
道の駅「大滝温泉」でツーリングマップルを開き、ルートを確認。
R140の新道に入り、長大なループ橋で滝沢ダムを越えていきました。
国道を離れK210へと右折した瞬間、クルマもバイクもその姿をまったく見なくなりました。
この道は初めて走るのですが、中津川の峡谷に沿って改良済の2車線路が伸びており、いわゆる「走り放題」に分類される(←されるか?)快走路。
緩いアップ・ダウンを交えて適度な曲率のコーナーが続き、実に気持ちのいいドライビングが楽しめます。
素晴らしいですねぇ。
しかしながら中津川林道を左に分けるY字路から先は、荒れた舗装の1車線路へと急変。
路面の段差や穴ボコに注意しながら、ゆっくりと走っていきます。
そういえば、この付近は2月の大雪で酷いことになっていたんですよねぇ・・・。
木をなぎ倒し防護柵を破り、建物をも破壊した痕が、今もなお生々しく残されていました。
すんごいところに来ちゃったなぁとも思いましたが、このK210の終点から先の金山志賀坂林道を抜ければ、R299の志賀坂峠に出られるはずなのです。
これまたかなりのアドベンチャーな予感にワクワクしながら林道の入口まで来
・・・雪崩の恐れがあるため、通行止め。
うぅぅ、こんなどえらい山奥までやって来たのに、そりゃあんまりです(涙)。
しかしまぁ、山の中とはいえここは埼玉県、それも5月中旬になっても雪で通行止めだというのですから、2月の大雪は想像を絶するような降り方だったのでしょう。
仕方なくB3を転回させ、来た道をトボトボと辿っていきました。
R140に復帰し、秩父方面へ戻ります。
改めて上から眺めるループ橋はビックリするほどバカでかく、その高低差もハンパありません。
視点を変え、ダム下のパーキングから見上げてみると、これまた白いコンクリートが首が痛くなりそうなほどの高さで青い空を貫いていました。
予定していた林道ルートが絶たれたため、K37で小鹿野町に出てから改めてR299で奥多野エリアを目指します。
交通量は僅少、時折現れる前走車も安全にパスさせていただきつつ、志賀坂峠へのワインディング・セクションに突入。
GTですっかりショルダー部がスリック化したフロント・タイヤを慮り(汗)、ステアリングよりもアクセル・ワークを意識しながら、峠道を楽しく走りました。
群馬県に入り、引き続きR299で神流町から上野村へと走って、K124で浜平温泉「しおじの湯」に到着。
これまでに恐らく30回前後は訪れていると思われる、私が最も多く入っている温泉です。
誰もいない露天風呂にゆっくりと浸かってから、素っ裸のまま仁王立ちで塀越しに緑の山々を睥睨しました。
降り注ぐ陽光。
聞こえてくる川のせせらぎ。
袋を嬲る薫風。
いや~、最高ですなぁ(頷)。
時刻は11時を回り、空腹感も絶頂に近づいています。
このまま「峠のうどん屋 藤屋」へ直行しようかとも思いましたが、ちょっと気になったので休憩コーナーから電話をしてみました。
藤屋のおじさん、5コールぐらいで電話に出てくれたものの、曰く「わりぃねぇ~、今日はもういっぱいでおしまいなんですよぉ」。
どうやら団体の予約が入っていたようで、開店前に売り切れとなってしまったのです(涙)。
まぁ仕方ない、峠のうどんは次回のお楽しみとして、今日は奥多野名物のイノブタ焼肉でも喰
「wataさん」
「え?」
笑いながら現れたのは、同じ会社に勤める後輩T。
ルノー・ルーテシア・ルノースポールでソロ・ドライブ中に立ち寄ったらB3が駐まっていたとのことですが、とにかくあまりの偶然にビックリ仰天です。
しかし、都内の同じビルで勤務していながら普段はお互いすれ違うことも無いのに、群馬県の山奥の温泉でバッタリ会うってのはどういうことでしょう・・・。
まったく油断も隙もありゃしません、「同じ穴の狢」にも程がありますねぇ(汗)。
せっかくなので一緒に飯を喰おうということになり、風呂から上がった後輩TとR299で「JA上野村焼肉センター」へ。
ノンアルコール・ビールで乾杯し、大好きなイノブタ焼肉をジューッと堪能しました。
大満足の二人はR462を快走、K71で土坂峠越え。
群馬県側の路面には未だに滑り止め用の砂が残っており、その砂で滑らないように(ややこしいな)気をつけながら登っていくのですが、埼玉県側は全く問題なく、急勾配&羊腸路のダウンヒルを存分に楽しむことができます。
皆野の街を経由して花園ICまで戻り、魅力的な赤いルーテシアR.S.を見送ってガソリンを入れてから、まだ空いている関越道で帰路に就きました。
より大きな地図で 201405奥秩父・奥多野ドライブ を表示
本日の走行距離は、393km。
走行時間は6時間15分、平均速度は62.8km/hでした。
------
いや~、おもしろかった!
「林道通行止め→撤収」もありましたが、全体的にはいい天気でいい道をいいペースで走ることができました。
それだけでも十分楽しかったのに、更に「温泉で後輩T」。
こういう大笑いのハプニングがあるから、ドライブ/ツーリングはますますやめられないんですよねぇ(笑)。
グランド・ツーリングのリハビリも兼ねて(←?)、軽~く走りに行きました。
今日は群馬県西部/奥多野エリアを走り、温泉に浸かってうどんを喰って帰ってくるつもりです。
が、今回はいつものルートを少しアレンジし、奥秩父を経由して行ってみることにしました。
関越自動車道/花園ICを降り、K82を経てR140を西へ。
空は雲一つない晴天、朝日に輝く緑が鮮やかな山の間を他のクルマとともに走っていきます。
道の駅「大滝温泉」でツーリングマップルを開き、ルートを確認。
R140の新道に入り、長大なループ橋で滝沢ダムを越えていきました。
国道を離れK210へと右折した瞬間、クルマもバイクもその姿をまったく見なくなりました。
この道は初めて走るのですが、中津川の峡谷に沿って改良済の2車線路が伸びており、いわゆる「走り放題」に分類される(←されるか?)快走路。
緩いアップ・ダウンを交えて適度な曲率のコーナーが続き、実に気持ちのいいドライビングが楽しめます。
素晴らしいですねぇ。
しかしながら中津川林道を左に分けるY字路から先は、荒れた舗装の1車線路へと急変。
路面の段差や穴ボコに注意しながら、ゆっくりと走っていきます。
そういえば、この付近は2月の大雪で酷いことになっていたんですよねぇ・・・。
木をなぎ倒し防護柵を破り、建物をも破壊した痕が、今もなお生々しく残されていました。
すんごいところに来ちゃったなぁとも思いましたが、このK210の終点から先の金山志賀坂林道を抜ければ、R299の志賀坂峠に出られるはずなのです。
これまたかなりのアドベンチャーな予感にワクワクしながら林道の入口まで来
・・・雪崩の恐れがあるため、通行止め。
うぅぅ、こんなどえらい山奥までやって来たのに、そりゃあんまりです(涙)。
しかしまぁ、山の中とはいえここは埼玉県、それも5月中旬になっても雪で通行止めだというのですから、2月の大雪は想像を絶するような降り方だったのでしょう。
仕方なくB3を転回させ、来た道をトボトボと辿っていきました。
R140に復帰し、秩父方面へ戻ります。
改めて上から眺めるループ橋はビックリするほどバカでかく、その高低差もハンパありません。
視点を変え、ダム下のパーキングから見上げてみると、これまた白いコンクリートが首が痛くなりそうなほどの高さで青い空を貫いていました。
予定していた林道ルートが絶たれたため、K37で小鹿野町に出てから改めてR299で奥多野エリアを目指します。
交通量は僅少、時折現れる前走車も安全にパスさせていただきつつ、志賀坂峠へのワインディング・セクションに突入。
GTですっかりショルダー部がスリック化したフロント・タイヤを慮り(汗)、ステアリングよりもアクセル・ワークを意識しながら、峠道を楽しく走りました。
群馬県に入り、引き続きR299で神流町から上野村へと走って、K124で浜平温泉「しおじの湯」に到着。
これまでに恐らく30回前後は訪れていると思われる、私が最も多く入っている温泉です。
誰もいない露天風呂にゆっくりと浸かってから、素っ裸のまま仁王立ちで塀越しに緑の山々を睥睨しました。
降り注ぐ陽光。
聞こえてくる川のせせらぎ。
袋を嬲る薫風。
いや~、最高ですなぁ(頷)。
時刻は11時を回り、空腹感も絶頂に近づいています。
このまま「峠のうどん屋 藤屋」へ直行しようかとも思いましたが、ちょっと気になったので休憩コーナーから電話をしてみました。
藤屋のおじさん、5コールぐらいで電話に出てくれたものの、曰く「わりぃねぇ~、今日はもういっぱいでおしまいなんですよぉ」。
どうやら団体の予約が入っていたようで、開店前に売り切れとなってしまったのです(涙)。
まぁ仕方ない、峠のうどんは次回のお楽しみとして、今日は奥多野名物のイノブタ焼肉でも喰
「wataさん」
「え?」
笑いながら現れたのは、同じ会社に勤める後輩T。
ルノー・ルーテシア・ルノースポールでソロ・ドライブ中に立ち寄ったらB3が駐まっていたとのことですが、とにかくあまりの偶然にビックリ仰天です。
しかし、都内の同じビルで勤務していながら普段はお互いすれ違うことも無いのに、群馬県の山奥の温泉でバッタリ会うってのはどういうことでしょう・・・。
まったく油断も隙もありゃしません、「同じ穴の狢」にも程がありますねぇ(汗)。
せっかくなので一緒に飯を喰おうということになり、風呂から上がった後輩TとR299で「JA上野村焼肉センター」へ。
ノンアルコール・ビールで乾杯し、大好きなイノブタ焼肉をジューッと堪能しました。
大満足の二人はR462を快走、K71で土坂峠越え。
群馬県側の路面には未だに滑り止め用の砂が残っており、その砂で滑らないように(ややこしいな)気をつけながら登っていくのですが、埼玉県側は全く問題なく、急勾配&羊腸路のダウンヒルを存分に楽しむことができます。
皆野の街を経由して花園ICまで戻り、魅力的な赤いルーテシアR.S.を見送ってガソリンを入れてから、まだ空いている関越道で帰路に就きました。
より大きな地図で 201405奥秩父・奥多野ドライブ を表示
本日の走行距離は、393km。
走行時間は6時間15分、平均速度は62.8km/hでした。
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いや~、おもしろかった!
「林道通行止め→撤収」もありましたが、全体的にはいい天気でいい道をいいペースで走ることができました。
それだけでも十分楽しかったのに、更に「温泉で後輩T」。
こういう大笑いのハプニングがあるから、ドライブ/ツーリングはますますやめられないんですよねぇ(笑)。
wataさん、こんにちは!
去年8月、wataさんと箱根・伊豆で同道していただく前日に、
逆方向で志賀坂トンネルから金山志賀坂林道とK210を経由して、
雁坂みちを通って河口湖に抜けようとしたのですが、
豪雨で断念して、結局志賀坂トンネルから小鹿野町へ迂回しました。
どんな道かな・・・と今後の参考にさせていただこう(笑)、と
読み進めましたが、通行止めだったのですね。
やはり山深いエリアなんだなと痛感させられました。
今回のGT2014GWは、動画アップされる予定はありますか??
入浴の際の楽しみですので・・・勿論ご無理のない範囲でm(_ _)m
by tamu (2014-05-25 15:45)
GTの後にも関わらず…
走りへの執念を感じます。
もう蒸し暑ささえ感じる季節なのに『雪崩の恐れ』の為通行止めとは。。
リベンジレポートも宜しくお願い致します。(伏)
by 美カエル (2014-05-25 16:09)
tamuさん、こんにちは。
金山志賀坂林道、埼玉に住んでいる私だって知らなかったのに、長崎からツーリングで関東にやってきて走ろうとするのはどうかと思います(汗)。
いや、せっかくなので再度チャレンジしていただき、どんな道なのか教えてください(←超・他力本願)。
お察しの通り、今回のGTでも意味不明な動画を撮影しておりました。
が、そもそもオッサンの旅ビデオなんて観てくれる人はいないんじゃないかと思ったりするもんですから、編集作業が遅々として進まないのです(涙)。
by wata (2014-05-25 17:14)
美カエルさん、こんにちは。
走りに対する執念など微塵もありませんが(笑)、天気の良い週末はやっぱり走りに行きたくなるんですよね。
しかし「リベンジレポートも宜しくお願い致します」とは、すなわち「金山志賀坂林道へもう一度アタックせよ」とのことでしょうか。
・・・少し、考えさせてください(汗)。
by wata (2014-05-25 17:19)
wataさん、こんにちは。
Life,BMW ALPINA B3を拝見する度にツーリングしたい道が増えて困ります。
もう勘弁してください!
一般ドライバーはR140を気持ちよく走っていたらあそこで曲がろうとは思わないんですけどねぇ~~(笑)
wataさんのコメントと写真から推察するにK210は相当に気持ち良さそう!
通行止めが解除されて志賀坂トンネルの先に抜けれればさらに申し分ありませんね。
金山志賀坂林道とは一体どんな道なのでしょうね?
村民へのご確認をお願いします(爆)
by cross/over/a (2014-05-25 19:13)
cross/over/aさん、こんにちは。
こんなBlogでもドライブ/ツーリングの参考にしていただけるのであれば、本当に嬉しく思います!
行き止まりの道や県境の道は魅力的なことが多いのですが、今回もなかなかでしたよ。
いずれ通行止めが解除されたら、快走路⇒狭隘路⇒林道の「追い詰められ感」を堪能しに再訪したいとおもいます(←Mか?)。
by wata (2014-05-25 21:05)
同じビルのフロア2つ違うだけなのに、
久しぶりに会ったところが群馬山奥の温泉とは、ほんとビックリです。
それにしても、土坂を追走するのは久方ぶりでしたが、
土坂下りで、一瞬のブレーキランプの輝きとともに、
あっという間に見えなくなったときは、
ほんと、どこかに堕ちたのかと心配になりましたけど、
同時にwataさんのFタイヤがすぐにツルツルになる理由も悟った次第です。
またご一緒させてくださいませ。
by 後輩T (2014-05-26 22:46)
後輩Tさん、こんにちは。
いや~、笑いましたよ。
引き続き同じビルで勤務していますが、恐らく平日は会うこともなく、いずれまたどこかの山奥でバッタリ・・・という気がしています(笑)。
土坂峠、上りでルーテシアR.S.にテール・トゥ・ノーズを喰らいっ放しだったので、下りは頑張りました。
その代償として、タイヤがより一層ツルツルになったことは言うまでもありません(汗)。
by wata (2014-05-27 20:51)