奥多野ドライブ

と言うワケで、奥多野エリアへ行って参りました。
天気はイマイチながら雨もパラパラと降る程度で、楽しい休日となりました。

朝6時半、関越自動車道下り線、嵐山パーキング・エリア。
前日の夜に「明日、走ります」なんて告知してはみたものの、恐らく今日はソロ・ドライブになるでしょう。
三連休の最終日ですから皆さん楽しい予定があってわざわざ群馬の山奥までうどんを食いに行くような酔狂な輩はどうせ私一人だけに決まっ

「おはようございます！」

シルバーのB3クーペに乗る、tomさん（汗）。
先週も茨城を一緒に走ってます。
どうやら私よりも先に来ていた様子。

wata「ってことは、また前泊？」
tomさん「いや、今日は朝早く起きて来ましたよ〜」

ちなみにtomさんのB3クーペは、「日本一車中泊されているALPINA車」です。
お洒落なALPINAユーザーの皆さんは、クルマの中で寝たりしません（笑）。

そうこうしているうちに、一台のB3がやって来ました。
アルピナ・ブルーのリムジン・ボディ、どこからどう見ても私のB3と瓜二つ。
はじめまして、と挨拶していただいたのは杉さん。
以前から私のBlogにコンタクトしていただいていましたが、お会いするのは本日が初めてです。
いや〜、嬉しいですねぇ。
それでは、出発です。

本庄児玉ICからR462を南東に下り、小雨の中をK44→K13と走って再びR462へと復帰。
神流湖（かんなこ）に沿って走るやや狭い2車線路は、ところどころ片側交互通行となっています。
どうやら過日の台風9号に相当やられたようで、あちこちで土砂崩れの修復作業が行われていました。
湖を見やると、台風から2週間経った今でもなお大量の倒木が浮いており、空恐ろしい感じすらします。
で、路面にはまだ泥が残っていたりして、不用意にアクセルを開けるとB3は音も無く滑り出します（汗）。

そもそもが、先々週のグランド・ツーリングでショルダー部分が終了しているフロント・タイヤ、ミシュラン・パイロットスポーツ。
嵐山PAでその様を見せたところ、「こんなんで走っちゃダメですよ〜」と16歳も年下のtomさんから窘（たしな）められる始末です（汗）。
いや、センター・リブのスリップ・サインはまだ出てないんだけどな･･･。
しかし、強めのコーナリング・フォース＋ハーフ・ウェット路面にはやはり耐えられない模様。
ま、ゆっくりのんびり走ることとします（笑）。

道の駅「万葉（まんば）の里」でトイレに立ち寄った後、R462→R299と引き続き西へ向かう3台のB3。
路面はウェット/ドライが交互に現れますが、3連休とは思えないほど交通量も少なく、まずまずのクルージングが楽しめます。
K124を左折して、浜平温泉「しおじの湯」に入湯。
外気温は18度、露天風呂は41度。
いやはや、極楽浄土です（笑）。
ちなみにK124、この先ぶどう峠方面は台風の被害で通行止めとなっていました。

風呂から上がって休憩室で談笑していると、空腹に軽く眩暈を覚えます（汗）。
で、本日の目的地である「峠のうどん屋 藤屋」に向けて、R299を更に奥へと走ります。
「十国峠方面・災害通行止」の電光掲示板をチラ見しつつ、K45を右折。
塩之沢峠も通行止めとのことですが、その手前のうどん屋までは走れます。

藤屋の物凄いボリュームの野菜天ぷらうどんを残らず腹に収めるべく、敢えて朝飯を抜いてきた私。
嵐山PAで杉さんが、途中のコンビニでtomさんがそれぞれ旨そうに握り飯を頬張る様を、唾を嚥み下しつつ臥薪嘗胆の想いで見つめていました。
その労苦が報われる時が、いよいよ、いよいよ近づいてきたのです。

「うぅ、もう食えない･･･。PAでお握りなんて食うんじゃなかった（涙）」
「ホント、食いきれないッスよ。wataさん、朝飯食わなくて大正解ですねぇ（涙）」
･･･と、因果応報に悶え苦しむ二人の様子が目に浮かぶようです。
思わず催すほくそ笑みを抑えもせずに、駐車場に滑り込

---

R299を東に戻り、「すりばちうどん」で昼食です。
ここは以前に独りで走ったときに偶然立ち寄った、手打うどんの店。
座敷に上がり、3名とも天ざるうどんを注文しました。
盛りも良く、プリッとした独特の食感のうどんに野菜の天ぷら。
さらにゆかりご飯や味噌蒟蒻などまでついて、800円とはお値打ちです。
同道のお二人も、ご満悦のご様子。
いや、良かった良かった（笑）。

まだ正午ですが、ここから帰路に就くことに。
R299→R462と東に戻り、朝も立ち寄った道の駅「万葉の里」でお買い物。
杉さんは手打うどんを、私は地元産の舞茸とニンニク味噌をご購入。
tomさんには巨大なカボチャ（？）とマタタビをお勧めしたのですが、お買い上げには至りませんでした（汗）。
再びR462へ出、いっちょ走るべかとK71で土坂峠（とっつぁかとうげ）にアタックです。

ハーフ・ウェットの急な登坂路、タイト・ターンへ2速で進入、クリップ手前でアクセル開けりゃ、アウトへズルリとB3（汗）。
ただでさえリアに荷重がかかるワケですから、路面やフロント・タイヤの状態を鑑みれば当然至極の帰結です。
反省を踏まえて妙に低い限界点を探りつつ、慎重に登っていきました。

峠の隧道を越えて埼玉県に突入、ダウン・ヒル。
路面には濡れ落ち葉が散乱し、これまた調子に乗るとすぐ滑る（汗）。
ブラインド・コーナーの先で倒木が1車線分を塞いでいたりして、肝を冷やす場面もありました。
咄嗟のクラクションで、後続の2台に注意を促します。
･･･しかし先頭を走るのって、不利だよな〜（つくづく）。

その後はK37で皆野市街まで走り、混雑するR140をK82でバイパス。
花園ICから関越自動車道に乗り、嵐山PAで解散しました。
自宅近くのコイン洗車場で強烈に汚れたB3をせっせと洗いつつ、土産に買った舞茸がバター炒めとなって供される様を脳裏に描く、41歳の私なのでした（笑）。

本日の走行距離は、330kmでした。

---

杉さん、tomさん、本日はご一緒いただいたおかげで実に楽しいドライブとなりました。
よろしければこれに懲りず、またおつきあいいただくと幸いです。
どうもありがとうございました！

コメント 17

wataさん、こんばんは。

今日はお疲れ様でした。
そして、先週に引き続き私めを接待していただきありがとうございました。

峠のうどん屋さんは、是非次回リベンジで。
・・・またフラレたりして（笑）

そうそう、私のＢ３のフロントタイヤも、とうとう本日のﾆｬﾝﾆｬﾝ走行でサイドがイっちゃいました。
次にお会いする時は石橋に変わっていると思われます。
wataさんは次、お気に入りのＮタイヤですか？（爆）
by tom (2007-09-24 21:44) 

tomさん、こんにちは。

いや、接待じゃないですよ･･･。
私が勝手に引きずり回していただけのことですから、これを「接待」と受け止められると大変恐縮です（汗）。
いずれにせよ、奥多野はイイところですよね。
また行きましょう。

言われるまでも無く、次は勿論Nタイヤです。
あの減りっぷりが堪りません。
さらにメーカーの勧告を無視して、非Nタイヤと組み合わせるところが通（ツウ）なんです。

･･･なワケないって（汗）。
http://blogs.dion.ne.jp/osm/archives/4727433.html
by wata (2007-09-24 22:28) 

wataさん、こんにちは。

楽しいツーリング企画を有難うございました。

また先導については大変お疲れ様でした（伏）。

矢のように先頭を突き進んで行かれたwataさん、とてもフロント・タイヤのショルダーがツルツル（ボロボロ？）であろうとは俄かに信じられませんでしたよ！（驚）。
そうそうtomさんのタイヤもね（笑）。

･･･素晴らしすぎます、お二人とも（爆笑）。


なお、今回叶わなかった藤屋のうどんは残念でしたが、土産の「手打ちうどん」で我慢します（涙）。

是非また御一緒させて下さい（礼）。
by 杉 (2007-09-24 23:01) 

予告通り？　の「本日休業」残念でしたね・・・
最近あまり走れておりませんが、そのうち復活しますので、しばしお待ちを。
来月、ひょんなことからBMW製の最高峰“ファントム”に乗る機会もありそうですので、
我がM3との違いをしっかりと体感しておきます。
峠走りの参考にはならないと思われますが（爆）
by K (2007-09-24 23:54) 

wataさん、こんにちは。月光花です。

皆様、楽しそうなドライブでなにより。

いや〜残念。日曜日なら御一緒できたのに(笑）
。あせらずその機会をお待ちしておりますね。
by 月光花 (2007-09-25 01:02) 

wataさん、こんにちは。

今回は申し訳ありませんでした。

しかし、9月はGTから存分に楽しまれてますね!!
ツーリングにはいい季節になってまいりましたので、これからも楽しい記事が拝見できる事と思います。(笑)

次なるwataさんのタイヤチョイス、楽しみです。
by k7 (2007-09-25 14:24) 

↑多分同じでしょう！？（笑）

それにしてもそんなに走り回ってて大丈夫ですか？

今回はうどんですか？・・・心境の変化でしょうか？？？（謎）

これからがベストシーズンですので早くおニューに履き替えて楽しんでください！！！
by mtm (2007-09-25 20:55) 

杉さん、こんにちは。

こちらこそ、おつきあいいただきありがとうございました。
ま、そもそもが「独りで走るつもりですが、よろしかったらどうぞ」的なユルユルのコンセプト。
気が向いたらまた告知しますので、気が向いたらまた一緒に走ってくださいね（笑）。

それにしても「矢のように先頭を突き進んで行かれた」は言い過ぎです。
読んでる人が誤解します。
正しくは、「先頭にいたクセに坂道発進をしくじってエンストした」、です（実話）。
その瞬間、次のクルマはAT車にしよう、と固く心に誓った次第です（大嘘）。
by wata (2007-09-25 21:32) 

Kさん、こんにちは。

いやはや、仰るとおりです。
「目的のうどん屋は休みの可能性もありますので、その点は予めご了承下さい」と告知していたおかげで、同道のお二人からの提訴は免れました（汗）。

しかし、「ファントム」って最初は何のことかわかりませんでした。
･･･「ロールス・ロイス・ファントム」、ですね。
M3からのスイッチであれば、狙いはやはりSWB（ショート・ホイール・ベース）仕様でしょうか。
LWBモデルだと、椿ラインなどではちょっともてあましそうですよね。
SWBより80kgほど重く、700万円ほど高くはなりますが、個人的にはドロップ・ヘッド・クーペもなかなか良（以下略）
by wata (2007-09-25 21:45) 

月光花さん、こんにちは。

前日に独りで走ろうと思い立ち、気が向いたら告知して、ダメ元で集合場所でスタンバイ。
誰も来なくて当たり前、来ていただければ勿怪の幸い。
･･･毎回、こんなテキトーな有様です（汗）。

今回はたまたま祝日でしたが、これまでの行動を振り返ってみると「土曜日告知→日曜日出動」のパターンが多いように思われます。
万が一タイミングが合い、かつ気が向いたらお越し下さい。
ホスピタリティはゼロですが、結構毎回おもろいです（笑）。
by wata (2007-09-25 21:54) 

k7さん、こんにちは。

そんな、謝っていただくことは一切ございません。
日時もルートも私が勝手に決めて直前に告知しているだけのことですからね。
いずれまた、一緒に走る機会もあるでしょう（笑）。

今月はGTと茨城と奥多野で、合計7日間/2,500km余りですか･･･。
うーん、確かに走ってますねぇ。
しかし、これから更にイイ季節なんですよね（笑）。

タイヤはですね、楽しみにしていただくほどのことではありません。
相も変わらず、ミシュラン・パイロットスポーツになるでしょうから。
自分のウデがこのタイヤを超えるようになったら、次の銘柄を検討しようと思います。

･･･って、いつになることやら（汗）。
by wata (2007-09-25 22:05) 

mtmさん、こんにちは。

＞↑多分同じでしょう！？（笑）
⇒はい、その通りです（笑）。

＞それにしてもそんなに走り回ってて大丈夫ですか？
⇒はい、大丈夫･･･だと思います（汗）。

＞今回はうどんですか？・・・心境の変化でしょうか？？？（謎）
⇒いえ、「蕎麦しか食わん！」などと言った覚えはございません（汗）。

＞これからがベストシーズンですので早くおニューに履き替えて楽しんでください！！！
⇒はい、そのようにさせていただきます（笑）。
by wata (2007-09-25 22:11) 

wataさん、こんばんは。
度々失礼します。

もう作るのはやめようと思っていたのですが、wataさんがどーしても作ってくれというので（笑）例のアレ、性懲りもなく作っちゃいました♪

只今最終調整に入ってます・・・果たして公開できるのか！？（笑）
by tom (2007-09-28 01:02) 

書き忘れました。
タイトルは、「４２＋２６」です。（爆）
by tom (2007-09-28 01:04) 

tomさん

「例のアレ」というのは「茨城ドライブのムービー」のことですよね。
･･･ここは一応オープンなBlogですので、楽屋落ち防止にどうかご協力下さい（伏）。

それと「42」というのは私の年齢のことではないかと推察されるのですが、今のところはまだ41歳です！

って、大して変わらんな（涙）。
by wata (2007-09-29 01:03) 

失礼しました。
以後気をつけますです。

＞＞それと「42」というのは私の年齢のことではないかと推察されるのですが、今のところはまだ41歳です！

記事内に「１６歳も年下の・・・」とあったので、てっきり４２かと思ってしまいました。（汗）
重ねてお詫び申し上げます。
by tom (2007-09-29 01:30) 

tomさん

いやいや、こちらこそtomさんの年齢を25歳だと思い込んでいたようです。
或いは41-26=16と計算していた可能性も否定しきれず（大汗）。
なにせ文系出身者なもので、複雑な算式が苦手でして（←複雑か？）。

ま、いずれにせよ年内には42歳となる宿命。
tomさんから見れば、遥かにオッサンであることに変わりはありません（涙）。
by wata (2007-09-29 01:45)